ネオエクスデス
全ての国家 全ての選手 全ての試合結果を消し ───そして私も消えよう。

皆様いかがお過ごしですか?
宇宙の法則が乱れる!(挨拶)

ユーロ2008準々決勝

ポルトガル 2-3 ドイツ

クロアチア 1-1 トルコ (PK戦でトルコ勝利)

オランダ 1-3 ロシア

ユーロ2008準々決勝は驚くべきことに、ここまで全てグループ2位チームが勝利。
そして全て私が勝ってほしかった方が敗れ去っています。
どどど、どういうこと?ねえ?どういうことなの?私何か悪いことした?
(宇宙の法則の乱れは心の乱れ。動揺しています。)

スペイン vs イタリア

この上、残る1試合でスペインが負けてしまったら、私のユーロは完全に終わります。
全ての国家 全ての選手 全ての試合結果を消し そして私も消えるよ!
↑これFF5のネオエクスデスのセリフですが、他の存在の有無に関わらず自分が消えたらそれでしまいなのに、道連れで全部消し去ってしまうとこにエクスデス様のやけっぷりが出てていいですね(でも今の私ならそのお心十分お察しできますよ)。

ポルトガル 2-3 ドイツ

放送無かったので見てませんが、ハイライト見る限りドイツの1点目はすばらしかったですね。あんたら南葛黄金コンビか。
ポルトガルは優勝できるとは思ってませんでしたが、もう少し楽しませて欲しかった。
クリロナもリーグ、CLのような活躍はさすがにできませんでしたね。でもバロンドールあげます。

クロアチア 1-1 トルコ (PK戦でトルコ勝利)

トルコは完全に今大会でのラスト5秒の逆転ファイターキャラを確立しましたね。これで3試合連続の逆転勝利です。
クロアチアは本当に残念でした。クラスニッチもがんばってました。彼にはウィガン移籍の噂があるそうですが、ウィガンならCL出れるブレーメンでいいのに。

オランダ 1-3 ロシア

予選リーグでのオランダを絶賛してきたわけですが、この試合に限ってはスコア通りです。 ロシアの方がグッドチームでした。完全に負け。

ノックアウト方式の決勝トーナメントということもあって、オランダは予選と違いかなり慎重にゲームに入りました。
これ自体は妥当なのですが、この妥当な選択が結果的には悪いほうへ働いた感じです。
予選のオランダは最初からトップギアで先制点を奪い、リードされて前がかりで攻めに来る相手に対しさらにカウンターで2点目、3点目を狙うという、サッカーにおける先制点をとったチームの優位性をこれ以上ないほど生かしていました。
慎重にゲームに入ろうが先制点が奪えれば良かったんでしょうが、サイド攻撃が全く機能しない上、あろうことか後半に先制点を奪われました。
こうなるとこれまで自分達が利用していた先制点の優位性と戦うことになります。が、ギアがトップに上がらない。
交代枠もペルシーはいいとして、ブラルーズ→ヘイティンガは恐らく想定外。その後のエンゲラール→アフェライは驚いた。ロッベンはケガ?
早めに3枚切ったものの事態は好転せず、延長ではオランダは全然動けてませんでした。
結局、これまでのオランダらしさを見せることは出来ず、逆に相手側ロシアに自分達がやってきたことをそのまま返されました。

そのロシアは勝利に値するすばらしいチームでした。
フィニッシュワークとディフェンスラインには人材的な不足感はありましたが、組織としては本当にすばらしい。
鬼のようなプレスとフリーランニングの質と量。ペナルティエリア内に6人飛び込むような飛び出し。
エースのアルシャビンは本当にいい選手ですね。男前だし。エンゲラールからボールを奪ってのカウンターからのシュート、2点目の絶妙なクロスによるアシスト、止めを刺すスローインからの3点目のゴールと獅子奮迅。
延長で1点とったあとのロシアは自信に満ち溢れてました。あそこで完全に自分達が上だと感じたんじゃないですかね。もう1点取ってとどめ刺す気まんまん日曜日でした。
(つまりリードした1点を守るより、もう1点取ったほうが手っ取り早いと思えるほどのパワーバランスだった)

あとはロシアの監督ヒディングに触れないわけにはいかないでしょうね。
ロシアの監督に就任した際は正直「なんでヒディングほどの人が?物好きな」と思いました。ごめんなさい。謝ります。ここまですばらしいチームを作り上げるとは。
ロシアの延長で2点獲るような運動量と攻撃的なメンタルはヒディングの影響が大きいんだろうと思います。
ヒディングのプランに「0対0の状況が続いたとき、あせるのはうちじゃなくてオランダの仕事だ。そしてその時がうちのチャンスだ」という基本線があった気がします。
そうだとすると慎重にゲームに入ったオランダはヒディングの思う壺だったのかな。結果論としては格上として序盤から押せ押せでいけば良かったような気がするね。今までのオランダらしく。
オランダの英雄クライフ曰く「勝つときは多少汚くても良いが、負けるときは美しく。」ですがオランダが負けるときは常にオランダらしくないので、そうなりようが無い気がしますね。

それにしてもヒディングを監督に自国開催のワールドカップを戦えた韓国がうらやましい。
W杯4位という結果がうらやましいのではなく、国としてのサッカーの理想形がヒディングによって作られたことが心底うらやましい。
韓国の理想は攻撃的なサッカーで最高の結果を残した日韓W杯のサッカーで、それは国民全体のコンセンサスになっているはず。
ヒディングの後の代表監督は国民が求める理想のサッカーと戦わなければならない。国民の望まないサッカーをする監督には国民がノーと言うだろう。
それは1回のW杯のものだけでなく、今後何十年追い求めることが出来る貴重な財産だ。
日本にはサッカー協会にも国民全体にも絶望するほどそれがない。

あとは無敵艦隊スペインに希望を託します。
マリオのスターぐらい無敵時間が短い無敵艦隊(予選しかもたない)なので心配しすぎて、胸がはりさけブラが破れ恥ずかし乙女なのです。
ユーロ2008開催記念企画。
サッカー選手をそれぞれ学生として、学生服とブレザー、どちらのイメージなのか?どっちを着るのが似合うか?

ワールドサッカーが好きな理由はサッカーの試合そのものだけでなく、全世界を対象とした壮大な"キャラクターもの"だからでもあります。
三国志みたいなものです。しかも世界中を舞台にした、毎シーズン武将が増えていく三国志。面白くないわけがない。

試合そのものを楽しむのは当然として、選手=キャラクターも面白く楽しむのが私の好みなのですが、実は男性で同じように楽しめる人が身近に少ないのです。
割と男性はストイックにスポーツとしてのサッカーを求道している人が多い気がします。
その点女性のサッカーファンは、キャラクターものとしての楽しみ方を心得ている方が多いような気がしますね(アイドルやジャンプマンガ等のように)。

幸い1名、サッカー好きかつこういう遊びも好きな友人がいるので、あれこれサッカー選手をネタにしたバカ話をいつも考えているわけですが、以前彼と考えたのがこれです。



【学ラン or ブレザー】サッカー選手 学ランとブレザーどっちが似合うか?

冒頭の通りサッカー選手をそれぞれ学生として、学生服とブレザー、どちらのイメージなのか?どっちを着るのが似合うか? を想像する遊びです。
これが大変深く(思慮は絶望的なほど浅いが)、面白かったので紹介しましょう。
皆さんも知っているサッカー選手がいたら「学ラン or ブレザー」を考えてみてください。

まず初めは分かりやすサンプルとして、ブレザー、学ランそれぞれを代表する選手をご紹介します。

【ブレザー代表】
フェルナンド・トーレス
フェルナンド・トーレス
スペインのエース。チェック柄のズボンが似合いそうです。学園の王子なんでしょう。

【学ラン代表】
アラン・スミス(短ラン)
アラン・スミス

ジョー・コール(長ラン)
ジョー・コール
このネタの出発点は彼ら2人から。アラン・スミスは学ラン下に真っ赤なTシャツ、チェーンじゃらじゃら。ジョー・コールは竹刀とゲタのオプションを希望します。特にスミスは実際もケンカっぱやくて特攻隊長の素質十分。

これだけで「あー、そういうことね」と面白さが分かっていただける方は先へお進みください。
それでは主要国の学ランorブレザー状況を見てみましょう。



<イングランド>

【学ラン組】
スティーヴン・ジェラード
ウェイン・ルーニー(短ラン)
アラン・スミス(短ラン)
ジョー・コール(長ラン)
ポール・ロビンソン
ピーター・クラウチ

【ブレザー組】
フランク・ランパード
ジョン・テリー
デビッド・ベッカム
ポール・スコールズ
ギャリー・ネビル
オーウェン・ハーグリーヴス
ギャレス・バリー

ここは何と言っても、労働者階級のリバプール工業高校と、家柄のよろしい私立チェルシー学園のコントラストでしょう。
学ラン組のヘッドは当然ジェラード。その下にルーニー、スミス、ジョー・コールの特攻隊長がつく。ロビンソンは捕まってボロボロにされる役でしょうか(でも屈しない)。
「世界一キモかわいいストライカー」「3人目のアンガールズ」ことクラウチは、ルーニーに今週のジャンプとコーラを買いに行かされていると思います。
一方、ブレザー組の総代は、サッカー界のサラブレッド、ランパード。副長はテリー。ベッカム、スコールズ等ユナイテッド組はすでに引退した3年生という感じ。

<イタリア>

【学ラン組】
トッティ
デ・ロッシ
アクィラーニ

【ブレザー組】
デルピエロ
ピルロ
インザーギ(両方)
ジラルディーノ

イタリアも分かりやすく、北のミラノトリノ学園と、南のローマ帝拳高校の対立構造です。
学ラン組は、ローマ、ラツィオ中心。旗頭はもちろんトッティ。その舎弟に、サッカー界の勝嗣、米示ことデ・ロッシ、アクィラーニがつく。
ブレザー組は、ユーべ、ミラン中心。トップはやはりデルピエロでしょうか(かつてはマルディーニだったでしょう)。
マテラッツィはどっちなんでしょうねえ。迷いますが恐らくすでに事件を起こして退学になっていると思います。
基本的にローマのろくでなし共がケンカを売るが、ミラノに相手にされなくてBLUESという展開。
ここに入れてないメンバーのうち、カンナバーロは基本、柔道着のまま学校にいればいいと思います。ナポリたん(ナポリっ子の意)的には学ランなんでしょうかね。
ガットゥーゾが本当に似合うのはプレートアーマーなので、十字軍に従軍すれば良いと思います。(カブトを脇に抱えて槍を天にかざす)
ルカ・トニは結婚詐欺師の伊達男なので、白スーツ、帽子、バラの花束を標準装備でいいんじゃないでしょうか。あくまで詐欺師としての二枚目です。下まつげパッチリ系の。
カモラネージは「生活に疲れきった主婦」が一番似合うので、むしろ子供を学校へ送り出す側です。その後エプロンして布団たたきで布団にストレスをぶつけています。

<スペイン>

【学ラン組】
プジョル
シャビ
イニエスタ
ビジャ
シルバ
セスク
ホアキン
カシージャス

【ブレザー組】
グティ
フェルナンド・トーレス
セルヒオ・ラモス
シャビ・アロンソ
ヘスス・ナバス

スペインは、レアル巨人高校=ブレザーと、バルサ阪神高校=学ラン、ですかね。あくまで基本線ね。例外的にカシージャスだけ学ランのような気がします。
学ラン組リーダーは、チリチリディフェンダーズのリーダーも務めるプジョルでしょうか。
ブレザー組リーダーは、トーレスはあくまで王子ポジションなので、年季からいっても3年のグティ先輩でしょうか。
バレロンは白衣が一番似合うと思いますので、徹夜明けの研究室でぼさぼさ頭のままビーカーコーヒーを飲む研究員が良いです。
ラウールをどうしようか実は決めかねています。基本線で行くならレアルでブレザーなんですが。何か学生服以外のぴったりがある気がして。
あ、警官というのはどうでしょう。自転車乗ってる日本の警官。迷子の子供を保護するラウール。親切に道を教えるラウール。お年寄りをおんぶするラウール。
(ちなみに我々の間ではすでにドイツのメルテザッカーが、警官というか駐在さんキャラに設定されております)

<その他>

【学ラン組】
バラック
クローゼ
リベリー
アンリ
トレゼゲ
ファン・デル・ファールト
スナイデル
ダービッツ
ロシツキー

【ブレザー組】
イブラヒモビッチ
リュングベリ
フリンクス
テュラム
メクセス
ヨルゲンセン

バラックはゲルマン高校のヘッドでしょうね。
クローゼは、どノーマルの無改造学ランを着ています。胸ポケットにクシと生徒手帳。
オランダ勢は私の中ではなぜか学ランの印象なんですよね。なぜでしょう。ダービッツは保護メガネ着用で学ランです。
すみません。アンリの学ランは完全に「どっちが面白いか」で決めてしまいました。
ロシツキーは迷いましたが、学ランかなあ。私立の青学ランでリスを常に連れているピアノ少年というのはどうでしょう(フィールドのモーツァルトだけに)。
イブラ様は着崩したブレザー組のイメージがします。ネクタイ無しの。ブレザー学園の範囲内の不良といいますか。 リュングベリは昔の赤髪のイメージで。
フランスは攻撃陣が学ラン、守備陣がブレザーかな?テュラムはメガネ着用。かなり頭がよろしい模範生徒だと思います。

クリスティアーノ・ロナウドがいませんが、彼は当然ハイスクールなど行かず少年ギャング、ジェット団のリーダーです。
(しいて決めるなら、ブレザーより学ラン+スクーターの方がやんちゃさが表現できるのではないでしょうか)

↓クリロナ様のご活躍は「ウエストサイドハーフ物語」をご覧ください。
http://highlandview.blog17.fc2.com/blog-entry-46.html



とりあえずヨーロッパ編は以上です。
純粋にファッション的な似合う似合わない、面白い面白くないが基本で良いのですが、イタリア、スペインのように対立構造に当てはめてみるとなかなか興味深いことになります。
その上で、国内での学校同士の抗争(クラブ間)→国外の学校との抗争が勃発→国内の学校が連合を組む(つまり代表チーム)という展開が燃えるかと思います。

あくまで私的な意見なので「いや彼は絶対学ランでしょ」「なんでブレザーが似合う彼を忘れてるの?」というのもあるかと思いますので、ご意見・ご感想などありましたらよろしくお願いします。

最終的には「徹底討論 学ラン or ブレザー 白黒ハッキリデッドオアアライブ6時間スペシャル」が放送出来ればいいんじゃないでしょうか。国民全員に是非を問う感じで。

今回ヨーロッパ編ですが、南米その他編はまたやる予定です。監督を中心とした先生編も面白そうですね。担当科目とか決めて。
お楽しみに。(しなくても俺の楽しみなので勝手にやりますけども)
ユーロ2008地上波放送が帰ってきたよ!
グループC(死)の2試合連続放送。イタリアvsルーマニア、オランダvsフランス。



イタリア 1-1 ルーマニア (uefa.com)

イタリアは同点で終われて御の字の試合。
なんせブッフォンが、ルーマニアの踊るマハラジャことムトゥのPK止めた上での引き分けですからね。
ザンブロッタのミスからムトゥに先制されて、パヌっち(というと、小学生の時のあだなみたいでいいですね)のゴールで同点。
その後、何とか流れを変えようと、御坊茶魔風にいうと「この流れをどげんかせんといかんとぶわぁい!」と交代策取るものの、あまり効果なし。
うーん。やっぱり今のイタリア代表はかなり見劣りするなあ。勝ち点1で迎えるはフランスとの最終戦。



オランダ 4-1 フランス (uefa.com)

えれえ!ファン・バステンえれえ!
オランダはメンバー変更なしの4-2-3-1。
後半開始時に、あまりにひどい出来だったDHエンゲラールをさっと見切ったのも偉いが、代わりに入れたのがWGロッベンなのが偉い。
ロッベンは左サイドへ。中盤はスナイデルとファンデルファールトのCHに、アンカーのデ・ヨングの3センターという感じか?
1点リードしているオランダだが、DHに変えてウイングを入れて、攻め勝ちを狙ってきた。オランダ的メンタリティでは当たり前のことをちゃんとやってきた。ファンバステン見直したよ(ワールドカップの時、最後ひどかったからね)。
後半さらに右カイトOUTで、ファン・ペルシーIN。これでオランダの"両翼"が揃ったと思ったら、ファン見捨てるBOYことニステルローイのルーレットパスから、早速ロッベンのクロスからロビンスペシャル。ファン・ペルシーのゴールで2-0。ファンを見捨てなかったね。

突破口の見えないフランスだったが、サニョルのクロスを走りこんだアンリが軌道をわずかに変えるだけのアンリらしいおしゃれタッチでゴール。2-1とした。
反撃の狼煙?いやいや圧巻はこの直後。

アンリのゴールから1分後、ロッベンのゴール炸裂。3-1とすぐさま2点差に戻す。アンリのゴールを1分もたたずに無に!ピッチに座り込むアンリ。
もうこの場面はあまりにあっけなさすぎて、おかしくておかしくてもう笑うしかなかったよ!ゲラゲラ笑ったよ!カプカプ笑ったよ!(クラムボン)

極めつけは終了間際のスナイデルのミドル。もう、やりたい放題入れ放題、水谷豊熱中時代ですよ。嵐を巻き起こしてたよ。

後半エンゲラール下げてロッベン入れた、ファンバステンは素直にえらいよ。リードしてる方が先に、しかも異なるポジションの選手を入れ替えてゲームを活性化させたというのがね。
オランダはこれで1位通過決定。今のところはずれ試合全くなし!すばらしい。夢のような独占女の90分。ザ・マジックアワーでした。
決勝トーナメントでオランダ見る機会があればぜひ見てみるのをオススメします。



勝ち点1同士のイタリアvsフランスの第3戦は死闘になるでしょうが、対オランダ戦を見る限り、正直どっちゃでもよくなってきました。。
結婚詐欺師ルカ・トニが勝つか、自動車泥棒リベリが勝つかだけのこと(全て偏見と面白がりに基づいたイメージ)。これはもうスピード社の水着を着た方が勝つね(予言)。
いっそ、2つが共倒れしてルーマニアがモンテビデオしてもかまわない。
……モンテビデオ?
ユーロ2008開幕で無駄にテンションが上がっていますが、サッカーに全然興味ない人はこっちの話題へどうぞ。

ニンテンドーDSで「99のなみだ」というソフトが出るそうです。
“感動して泣く”ということをコンセプトに、泣けるお話を体験できるようです。読むだけなので純粋な意味ではゲームではないですね。

↓詳細はITmediaの紹介記事をどうぞ。
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0802/05/news073.html

・プレイの流れは、1回に10分程度の泣ける物語を読むだけ。
・ソフトには200以上の物語が収録されているが、ユーザーの性格やその日の気分に合った99話が抽出される。
・ユーザーの情報を入れることでユーザー自身の泣きのツボを分析。ユーザーの特性に合わせて、より泣きやすい物語が抽出される仕組みとなっている。
(これを”なみだのソムリエシステム”と名づけているそうです)

面白いですねこれ。

「泣く」のって「笑う」のと同じくらい、ストレス解消ですからね。
ただ、笑いのツボ以上に泣きのツボって、人それぞれの気がするんですが、それは”なみだのソムリエシステム”でユーザー別に最適化するのね?
1つのお話が10分というのも、レッドカーペットなどの最近のお笑いのショートネタブームと合わせて見ても面白いかもね。
(余談ですが、面白くない芸人が出ても2分後にベルトコンベアで退場させて、次の芸人が出ることが約束されているから見れるんだよねあれ)

あと少し調べたところ、この10分の物語は1度始まると、ペンやボタンは一切使わず、ソフト側のペースで物語が進むそうです。スキップ等はできない。
つまり読み飛ばしはさせない。泣ける話にはタイミングも重要だということなんでしょう。だからそれはユーザー側には渡さない。
この割り切りはなかなか大胆ですごいよ。その話の泣きキーワードのとこでは、音楽やグラフィック、タイミングをフルに駆使するんでしょうね。

でも「収録された200以上の物語から99話」って、どういう事なんだろう?
物語自体はいじらない?純粋にユーザーの趣味に合いそうな上位99話を入れる感じ?
物語の設定や構成が変化するというのではなさそうね。

それにしても、このゲーム。見れば見るほどケータイサービス向けに思えますね。
最近話題のケータイ小説。読んだこと一切ないけども、次々に降りかかる困難を愛で乗り越え最後に救われる物語、のような分かりやすいお話が多いみたいですね。泣ける話も多そうです。
まあ、それはそうなるよね。ユーザー層的にも。デバイス的にも。ニーズ的にも。文学性がどうのと言う前に。
ケータイ小説の面白いのを一つ試してみたいな、と思うけど、正直どれを選んで良いのやら。

オススメの小説をソムリエが選んでくれて、読んだ感想が次のオススメにフィードバックされて、提供される話の「泣ける度」が上がっていくというサービスでなら、ケータイサービスの方が需要がありそうな気もしますね。
10分程度の「いい話」がたくさんあっても、数ある中から自分にとってもアタリを引くことこそが難しいからね。もしゲーム性があるというならアタリの物語を見つけることこそがゲームだよね。
それを事前アンケートや、読んだ話への評価(「この話は好き」「こういう話はキライ」)なんかでサービスとして、サポートしてくれたら、いいんじゃないでしょうか。泣ける話に限らず。
月額315円で、あなたにオススメの泣ける話満載のようなサービスがはじまるかも知れませんね。もしくはもうあるのかな?


ちなみに、ここまで書いといてなんですが、私は映画や小説、マンガなど「創作物で泣く」という経験をしたことが全くありません。
だから「お話で泣く」というのは完全に未知の感覚なんですよね。

と告白すると、たまに「かわいそうな人」扱いされるのですが、いや、無感動人間ではないですよ。ちゃんと感動はするのですが、それが涙としては現れてこないというだけです。
最上級の感動という意味では、ターンAガンダムとかVガンダムのラストとかは私にとっては号泣もの(全く泣いてないけど)だったんですけどねえ。

笑うと泣くのは一緒と言いましたが、笑うのと同じく、そりゃあ涙流して泣けた方が精神的にも肉体的にも気持ちいいでしょう。
そういう浄化装置を標準装備しているという意味では、泣ける人がうらやましいですね。
レンタルビデオ屋で「泣ける作品」コーナーの映画借りてきて、「よし!泣くぞ」と見て泣けるのが一番便利と思います。

「ナンダ、コノ、メカラナガレルミズハ………ハッ!……コレガ、ナミダ?」
とかみたいに、私も1回ぐらい泣きたいよ。悪魔にだって涙はあるんだ。

私のように全く泣かないという人も結構いるような気がするんだけど、卒業式で泣かないと冷たい人と言われそう?どうなんでしょう?
オランダ 3-0 イタリア (uefa.com)

来た!見た!勝った!

ニュースのハイライトなどでご存知の人も多いでしょうから、ニュースに出ないところを中心に。

■スタメン、フォーメーション
・イタリアは一対一最強のセンターバック、カンナバーロがケガ。
・オランダは一対一最強のウイング、ロッベンがケガ。
・すなわちお互いに最強の盾と矛なし!
・イタリアは、リッピから続く4-3-3。オランダ風。
・中盤の3はミラントリオ。前線は、中央トニ、左ディ・ナターレ、右カモラネージ。
・オランダは、4-2-3-1。3は、左からスナイデル、ファン・デル・ファールト、カイト。トップはファン見捨てるBOY。

■試合展開
・スナイデルとジオ(ファン・ブロンクホルスト)はピンコ立ち(絶好調)。ファン・デル・ファールトも。
・オランダ1点目は完全にオフサイド。イタリアは不運。
※追記 パヌッチがピッチの外で倒れていたからオフサイドでは無かったようです。そういえば倒れていましたね。
・でも完全にオランダの流れだったので、風向きの上ではもうしょうがないと思う。
・この後ぐらい?でマテラッツィがケガ?で下がる。イタリアはこれで金銀なし。
・オランダ2点目は、多分ニュースではスナイデルのシュートしかやらないが、すごいのはジオ。
・ジオは、コーナーキックをゴールマウス内でクリアーしてからオーバーラップし、最終的に敵陣奥から逆サイドのカイトへクロスを上げている。ピッチの端から端まで走ってる。すばらしい。
・2点とられて前半終了。後半はイタリアが本気で攻め込む面白い展開。
・デルピエロ、カッサーノも入って、さすがに後半はイタリアペース。(この時間帯に1点取れなかったのが痛い)
・オランダ3点目は、前がかりのイタリアへのカウンターからまたもやカイト→ジオ。
・イタリアは、1点を取られるリスクを犯して1点を取りに行ったので、その賭けに負けたのは仕方ない。
・オランダ最後はファン・ペルシー。さらにアフェライまで入れる余裕っぷり。

■感想
・オランダは大変すばらしかった。ピンコ立ち選手が多かったよ。
・特に、4-2-3-1の3に、スナイデル、ファン・デル・ファールト、カイトが並んでいたのが大きい。
・3人共、守備が出来て、運動量も豊富。前線からプレスがよくかかっていた。
・オランダの伝統的には両翼にロッベン、ペルシのような純粋なウイング入れるのがスタンダードだけど、守備との兼ね合いを考えると、この3枚は非常にバランスがいい。
・苦肉の策での布陣かも知れませんが、十分利に適ってました。右がペルシでなくカイトだったのも守備とのバランスのためだと思います。
・逆にウイングは、勝ってるときのボールキープ、負けてる時の現状打開用の決戦兵器として取っておく方がいいと思えるな。
・オランダの2ボランチはちょっと物足りなかったが、守備の役割に徹するということなんでしょう。
・サッカー界のマコーレー・カルキンこと、ファン・デル・サールもバキバキのピンコ立ちでした。ピルロのFKセーブはお見事。
・ちなみに「ブッフォンが3点とられた?」と思うかも知れないが、ブッフォン自身のミスはほぼ無い。ただこれはもうどうしようもない。
・イタリアは、オランダとは逆に前線の3人の連携がイマイチでしたね。デルピエロはもっと早く入れて良かったのでは。
・ルカ・トニは、結婚詐欺師みたいですばらしいですね。バラの花束を常に持っていて欲しい。正真正銘の伊達男、金持ちでなく、そう見せようとしているやり手の結婚詐欺師だと思う(褒めています)。
・イタリアは、ピッポを連れて来なかったことを後悔するがいい。
(4-3-3だと使いにくいんでしょうが)



以上です、編集長。
個人的にはグループCでは、オランダ、フランスに抜けて欲しいので、このオランダの出来は満足。
イタリアはカンナバーロなんかもいないので悪いけど、このぐらいのサッカーしか見せてくれないなら予選敗退もやむなしではないでしょうか。
交代策も何ら打開になってないし、2006W杯監督のリッピは偉大だったんだと改めて痛感しました。

でも間違いなく今のところのベストゲームでしょう。
多分フランスvsイタリアはこんな感じにはならないでしょうし。

あと昨日のグループBでは、クロアチア、ドイツ勝利。
今大会ではクロアチアを応援するつもりなので素直にうれしい。
あと、分かってたけどドイツはやっぱ来るね(全く応援しないけど)。
組み合わせにも恵まれてるし、かなり上まで来るでしょう。それでこそドイツ。
まもなくヨーロッパのサッカーの祭典、ユーロ2008開幕!
クラブでの活躍だけでもバロンドール確実と思われるクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)がユーロでどう暴れるか注目ですね。

ということで今回は、昔友人と考えていたネタの1つ。
クリスティアーノ・ロナウドを主役にした「ウエストサイドハーフ物語」。

元ネタはもちろん有名ミュージカル「ウエストサイド物語」。アメリカ移民による「ロミオとジュリエット」です。
詳細はこちらで→wikipedia:「ウエストサイド物語」



「ウエストサイドハーフ物語」のあらすじ

クリスティアーノ・ロナウド(長いので以下クリロナで)は、少年ギャング、ジェット団のリーダー。

これに敵対するシャーク団のリーダーには、ホセ・アントニオ・レジェス(スペイン)。

2つのグループは、街唯一のサッカー場の占有権を巡って対立していた。

クリロナは、ダンスパーティで美しい少女マリアと出会い、たちまち2人は恋に落ちるが、なんとマリアはシャーク団のリーダー、レジェスの妹だった。

クリロナとレジェスは、リーダーとして決闘するが、相撃ちとなり共に倒れる。

兄と恋人の死を悲しむマリア。2人の尊い犠牲をきっかけに2つのチームは和解するのであった。

- FIN -



以下、ネタあれこれ。

・決闘シーンは、ギャングがナイフを右手→左手→右手と持ち手を入れ替えるように、ボールを右足→左足→右足とシザース(またぎフェイント)。
(「それに何の意味が?」は禁句。何でしょう?ドリブルで抜かれたら血を吐いて死ぬ、とでもしときましょうか)
・クリロナ率いるジェット団のメンバーには、彼を兄貴と慕うナニ。
・レジェス率いるシャーク団のメンバーには、彼を兄貴と慕うヘスス・ナバス。
・あとホントいうと、ナニはジェット団のメンバーじゃなくて、シャネルズのメンバーだよね。

これはもう単純に「クリロナはウエストサイド物語出てそうだよね」というだけのネタです。
ライバルチームのリーダーは誰がいいのか少し悩みましたが、やはり胸をはだけたシャツが良く似合うレジェスしかいないだろうと。ホセ・アントニオだし。
で、2人ともサイドハーフ(ウイング)なので「ウエストサイドハーフ物語」。
この2人がリーダーということで結局、ポルトガルとスペインの争いになっているわけですが、最終的に和解し、イベリア半島連合チームが出来ると思うと楽しいですね。これは、かなり豪華なチームになりますよ。

だがしかし、この後、トッティ率いるイタリアマフィア、ルーニー、アラン・スミス、ジョー・コール率いるイングランド高校との長い抗争が始まろうとはまだ誰も知る由も無かった……。
<第二部「風雲竜虎編」へつづく>

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