ダフトパンクの中身=爆笑問題の太田と田中
だったら面白い。そんな事ってあるでしょう?という話です。
これは、はるか昔、ダフトの2人がジュリエット・ルイスと出演したGAPのCM(デジタル・ラブを踊る)を見たときに思いつきました。
芸名は太田ダフトとパンク田中とかでしょうね。さすが平成のツービート。機械の体をいち早く手に入れています。
もちろん太田ダフトがボケたら、パンク田中の顔のLED(電光掲示板みたいなとこ)には「そんなわけねーだろ!」がスクロールで流れます。
あとたまに「読売新聞ニュース プロ野球の結果 ヤ3-1巨」とかも流れてきて非常に便利。
↑中身が爆笑問題と思って見ていただきたい。
■さよならダフト鉄道999
ダフトの2人は松本零士先生が大好きなので、機械の体が行きつくとこまでいって、最終的には2本のネジになればいいと思います。
で、ライブではスピーカーか何かにその2本のネジが使われていて、それを見に行くの。(その後、会場崩壊)
■インターステラ5555を10倍面白くする方法
私は劇場までインターステラ5555を見に行ったあげく、DVDも買った人間です。
ワクワクで友人と見に行ったのですが、劇場から出た時は「どうすれば面白くなったのか」延々と話していたような気がします。
この作品は、ダフトパンクのアルバム1枚を丸ごとPV化というか、1つの物語としてアニメーション化したものですが、シングルカットされた前半と比べるとアルバムの後半の曲は悪いとは言わないが、面白い映像がつく気がしないラインナップで、そもそも劇場行く前に後半はやばいなあ、どうするのかなあ、とは思っていた。で、見たら、まあ、それはそれは。
シングルカットされた前半は大変すばらしいのです。しかし後半が実にこう、なんというか……。
「もったいない!」(YAZAWA)
そう!それ!(気分が)ブルーレイなわけですよ。
ネタは面白いのに、後半はアルバム後半曲にそのままひっぱられて、千原兄(残念)なことになっています。
では、どうすれば面白くなったのか考えてみました。正確に言うと当時考えたのを思い出してみました。
(ちなみに曲自体のことはどうしようもないので置いといて、物語と映像の話のみです)
【最大の問題】
地球まで救出に来たヒーローが中盤で死んでしまい、テンションだだ下がり。
これはもう死なせずに最後まで活躍させましょう。それで大体解決できるのではないでしょうか。すなわち。
(1)地球脱出作戦
地球からフライングV号(宇宙船)で脱出 → そこには追手の宇宙を埋め尽くす敵の大艦隊が → 絶望する → ヒーロー「まだ君は歌が歌えるじゃないか」 → クレッシェン・ドールズが歌う → 「ヤック!デカルチャ!」敵動揺 → ブリタイ司令「キースーをしてみろ」 → 紅一点の松本美人(メーテル似)とギターがキスする(ヒーローせつないが) → 「ヤック!デカルチャ!」敵さらに動揺 → ブリタイ司令「これより貴艦を援護する」 → ヒーローが敵ボスにミサイルを乱射 → 「プロトカルチャー!」敵ボス爆散 → 「任務完了。これより帰還します」 → 「ワンツースリーフォー。ワンツー!」 → 故郷の星に帰ってくる → 故郷の星の人、大喜び
これで大体の人が満足できる上、愛も憶えていてくれるのではあるまいか。
しかしクライマックスはある意味ここからだ。
(2)帰還記念コンサート
帰還記念コンサートが開かれます。拉致騒ぎで中断してしまったコンサートのやり直しでもあります。
クレッシェン・ドールズが歌うのはもちろん「ワン・モア・タイム」。つまり、もう1度(ワン・モア・タイム)歌うわけです。
「ワン・モア・タイム」で始まり、帰ってきて、もう1度「ワン・モア・タイム」を歌って終わる。
「ワン・モア・タイム」で会場が盛り上がる中、ヒーローはフライングV号を発進させ、そっと宇宙に去っていく……。
―――という感じ。
どうでしょう。特に故郷の星に帰ってきて「ワン・モア・タイム」をもう1回やって終わるというのは、曲名からもふさわしいし、アルバム後半曲のパッとしなさも解決する良いアイデアだと思っていて、これは劇場で見る前から願望として考えていました。
まあ、そんな事は残念ながら一切無かったですけどね。
(3)ボーナストラック
ヒーローが去った後。「ワン・モア・タイム」でみんな大盛り上がり。
すると、軌道上に見覚えのある宇宙船が。そしてそこから降りてくるのは見覚えのある工作員達……。
というわけで、再びさらわれるクレッシェン・ドールズ。
再び救出に向かうヒーロー。
2週目は敵の打ち返し弾が増えたりして難易度も上がり、地球脱出がより一層困難になっております。しかし2週目をクリアーしないと真のエンディングを迎えることはできないのです(もちろんスロット2にQバートを差しておかないといけないのは言うまでもない)。諸君の健闘を祈る。
パンク田中「そんなわけねーだろ!」